2020年12月号 訪問ナースステーション・光華


こんにちは、訪問ナースステーション・光華 日下です。

最近めっきり寒くなりましたね。朝は10度を下回ることが当たり前のようになってきましたね。

寒くなってくると、お風呂にしっかり浸かって温まりたいと思いますよね。ですが、気をつけなければいけないことがあります。寒い脱衣所から熱いお湯に浸かると一気に血圧が変動して失神してしまいます。これが『ヒートショック』です。ヒートショックを起こすと心筋梗塞や脳卒中等を起こす危険があります。
ヒートショックは、周りの温度が急激に変化することで血圧が大きく変動し、心臓や身体が悪影響を受けてしまいます。
ヒートショックを起こしやすいのは特に、冷え込んだトイレ、洗面室、浴室等、極端な温度差があるところです。

対策としては、
・トイレや脱衣所に、暖房器具などを設置し温めておく。
・浴室内はシャワーやお風呂の蒸気で温めておく。
・お風呂に入る前に手足の先からゆっくりかけ湯をし、徐々に身体の中心にお湯をかける。
・お風呂の温度は38〜40度程度に設定しておく。

つまり、部屋と部屋の温度差をなくすことが大事になります。

どうぞ、お気をつけて年末をお過ごしください。

「光の華」ご入居者様、光華デイサービス・訪問介護・訪問看護のご利用者様、そのご家族の方で、気になることがあれば気軽に相談ください。